内視鏡検査
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
定期的な検査による
早期発見・早期治療を
近年、食事の欧米化もあり、大腸がんにかかる方が男女ともに増加しています。
日本人のすべてのがんの中で罹患数1位は大腸がんです。
大腸がんは初期には症状がほとんどなく、
定期的な検査による早期発見・早期治療が大切です。
岡嶋内科クリニックでは日本消化器内視鏡学会の専門医の院長が最新鋭の内視鏡システムを使用して苦しくない大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を実施しています。
鎮静剤を使用することで、眠っているような状態で楽に受けていただける検査にも対応しています。
こんな症状はありませんか?
- 便潜血検査で陽性になった
- 血便が出た
- 下痢や便秘が続いている
- お腹が張っている
- 便が細く感じる
- 腹痛がある
このような症状以外にも、40歳以上の方、ご家族や親戚で大腸がんになった人がいる方、
以前に大腸ポリープを指摘されたり切除されたことがある方は大腸内視鏡検査(大腸カメラ)をおすすめします。
当院の大腸内視鏡検査の
5つの特徴
Point
鎮静剤を使って、眠っている間に検査をすることができます。
岡嶋内科クリニックでは、鎮静剤を使用した苦しくない検査が可能です。鎮静剤を静脈注射し、ウトウトしている状態で楽に検査を行います。鎮静剤の効果は個人差がありますが、患者さまの年齢や体格、持病も考慮にいれ、鎮静剤の種類や量の調整を行います。
炭酸ガス送気装置を使用
大腸内視鏡検査を行うときは、空気を少しずつ送って大腸を広げながら観察します。空気を送気すると次第にお腹が膨満し、腹痛が生じてくる場合があります。岡嶋内科クリニックでは、これらを防ぐために炭酸ガス送気装置を使用しています。炭酸ガスは空気に比べて約200倍の速度で吸収され、呼吸によって肺から排出されます。そのため、お腹の膨満感・痛みを大幅に軽減することができます。
大腸内視鏡検査専用ストレッチャー導入
岡嶋内科クリニックでは大腸内視鏡検査専用ストレッチャーを導入しています。これまで鎮静剤を使用した大腸内視鏡検査では、患者さまはウトウトした状態になりますので、検査のために足を曲げた状態を保持してもらうことが困難となり介助者が押さえて抑制することが必要でした。しかし、この大腸内視鏡検査専用ストレッチャーには大腸カメラ専用の足台がついており、患者さまはこたつの上に足を置いたような状態となり、リラックスして安全に検査を受けていただくことが可能になりました。
ポリープが見つかれば、その場で切除
岡嶋内科クリニックでは微細な病変を見逃さないように質の高い検査を行い、ポリープが見つかれば、その場で切除が可能です。
※切除すべきポリープが多数ある場合や、大きさや形状が切除困難な場合、出血が危惧される場合は、日帰りでのポリープ切除ができないことがあります。その場合は詳細な観察や生検のみを行い、入院治療が可能な提携病院への紹介を行います。
同日に胃カメラ・大腸カメラ両方の検査が可能
岡嶋内科クリニックでは同日に胃カメラ・大腸カメラ両方の検査を受けていただくことが可能です。
胃カメラ、大腸カメラを受ける場合は前日、当日の食事制限がありますが、
同日に検査を受けることでこの負担を1日だけにできます。
大腸内視鏡(大腸カメラ)
検査の流れ
Flow
STEP 1
外来受診
まずは外来受診していただき、症状をお聞きしながら医師が診察をいたします。
その上で検査方法(鎮静剤の使用など)の相談をいたします。
初めて大腸内視鏡検査を受ける方にも安心していただけるように
丁寧で分かりやすい診察を心がけます。
診察後に前処置のお薬をお渡しいたします。
※抗凝固剤(心筋梗塞や脳梗塞などで血を固まりにくくする薬)を内服している方、糖尿病の薬・インスリン注射を使用している方は事前に受診し医師に必ず伝えて下さい。
STEP 2
検査前日
- 夕食は20時までに済ませて下さい。
- 腸内に残りやすいもの・消化の悪いものは控えてください。
(脂の多い肉、豆類、きのこ、たけのこ、ごぼう、こんにゃく、さつまいも、海藻類など) - 便秘の方については、精度の高い検査を行うために前日は大腸検査食の使用を推奨しています。
(当院で購入できます) - 就寝前に下剤を服用していただきます。(初回受診時にお渡しします)
STEP 3
検査当日
- 引き続き絶食です。水分(お水・お茶・スポーツドリンク)の摂取は可能です。
- 午前中に腸管洗浄液を服用していただきます。
ほぼ透明の液体になるまで何度もお手洗いに行っていただきます。 - 腸管洗浄液はご自宅で服用していただいてから来院していただくことが多いですが、
クリニック内で服用していただくこともできます。 - 鎮静剤を希望される場合は、ご自身によるお車・バイクでのご来院はお控え下さい。
STEP 4
検査実施
- 検査前に当院でご用意する検査着に着替えていただきます。
- 鎮静剤の使用をご希望の方には検査直前に適量の鎮静剤を静脈に投与します。
- 検査時間は15分程度です。腸の状態により検査時間が長引くことがあります。
(ポリープを切除する場合、その数に応じて多少時間が長くなります)
STEP 5
検査後
- 鎮静剤を希望された方は、鎮静剤の効果が切れるまで
専用リカバリールームで休んでいただきます。 - 検査後は実際の検査画像を見ていただきながら結果の説明をいたします。
ただし、病理組織検査などを行った場合は最終結果が出るまでに1週間程度かかりますので、
後日改めて来院いただき説明いたします。 - 鎮静剤を使用した方は、検査当日中は車・バイクの運転はお控え下さい。